こんにちは。
もう梅雨明けですか?
そんなタイミングであれですけど、雨の日のお洗濯と乾燥機を使った実体験をブログにしたいと思いましてね。
実践してみたので、部屋干しでお悩みの方や、乾燥機を使ってお洋服が縮んだり痛んだりするのが心配な方のお役に立てましたら。
まぁ、なんでこのブログを書こうと思ったかと言いますと、梅雨や冬場なんかにちょこちょこお客さんから、乾燥機を使うと服の縮みや痛みが気になる的なご相談を頂くことがあったんですよね。
で、僕も服が縮んだりするのが嫌だったのでアンチ乾燥機派だったんですけど、このご相談にずっとお応えできないのがもどかしかったんですよね。
という事で実践してみました。
前提条件として、
・僕が自分用に購入している洋服。
・かつお店に新品の状態の同一サイズの在庫が揃っている品。
この条件が揃っていないとビフォーアフターの比較が出来ないので、なかなかこのブログを書くことが出来なかったんですよね。
そのため随分と時間がかかってしまいました、、、すみませぬ。
今回、実際に使用したお品たちはこれ↓
ohta 別注ロング丈アシンメトリーT/black square T ブラック ユニセックス
muku 別注ハカマパンツ ラスト ユニセックス
これは完全に僕のプライベートな装いですね。
ohtaさんの別注アシメTはロング丈になっているので、既製品の着丈の短さが気になっている方にもお勧め。
mukuのハカマパンツは穿き心地も色味も最高。
夏場のシンプルな装いにも良い感じのアクセントになるので、いつもの格好に飽きてしまった方にも新鮮だと思います。
ツタエさんのカンカン帽もAUTTAAさんの別注ルームシューズも4年?5年?それ以上かな、ずっと愛用しています。
このアシメTとハカマパンツを5回くらい洗濯して、その内の3回を乾燥機にINしました。
ちなみに使用している乾燥機はこちら↓
↑公式HPへのリンクなのでご興味のある方はどうぞ。
衣類乾燥機への感想としては、満足していますし、もっと早くから使えば良かったなぁってくらいです。
雨の日でもふわっふわの仕上がりで、生乾き臭とかもないし。
洗濯物を干す手間も省けるし、家の中に洗濯物がぶわーって並べられることもないし。
ただね、本当はリンナイの幹太くんが良かったんですよね。
仲の良いお客さんがリンナイに務めているので、どうせならそのお客さんから買いたかったんですよ。
でもどうやら調べてみると、リンナイだとガス乾燥機なので設置場所にガス栓が必要らしくて。
ガス栓が無い場合は工事が必要になってくるようで、設置までにちょっと期間がかかるんですよね。
早くブログを書きたかったっていうのもありますけど、妻からの早急に乾燥機を設置してという圧がね、、、もうね笑
ということで購入して3~4日くらいで設置できた日立の乾燥機に落ち着きました。
さて、前置きが長くなりましたが、ここからが実際のビフォーアフター編。
まずはohtaさんの別注アシメT(コットン100)です。
下に新品、上に僕の私物を重ねています。
首元はほぼ変化なしですね。
元々ohtaさんのTシャツは首回りがヨレにくいようにしっかりとした設計になっているので、他のTシャツだとまたちょっと違ってくるかもですね。
これは右袖部分。
左袖のアシンメトリーになっている方に端を揃えています。
ご覧の通り、上になっている僕の私物の方がやはりちょっと縮んでいますね。
どれくらい縮んだかというと、およそ1.4cm。
衣類は基本的に普通にお洗濯するだけでも数mm~1cmくらい縮むので、この場合、洗濯+乾燥機で半々くらい縮んでいる感じですかね。
身幅も同じくらい縮んでいました。
こちらは裾部分。
裾部分は、袖や身幅よりも縮んでいました。
およそ2.5cm縮んでいます。
ロング丈にしている別注バージョンなのでこれくらいの縮みは正直なところ着ていてもほぼ実感が無いです。
でも通常バージョンで2.5cm縮むとなると、短い方の着丈はかなり短く感じると思いますね。
この点でも別注のロング丈バージョンは優秀だと自画自賛です。
通常バージョンよりも15cm着丈を伸ばしているんですけど、最初は12cmくらい伸ばす予定だったんですよね。
でもお洗濯等で縮むことも考慮して最終的に15cmにしたのはナイス決断だったと自分で自分を褒めています笑
お次はmukuの別注ハカマパンツ(リネン100)。
こちらも下に新品、上に僕の私物を重ねています。
ウエスト部分は腰側がゴムなので縮み具合が分かりやすいですね。
実際に測定してみると1.5cmほど縮んでいました。
ただこの部分の縮みはゴムなので結局伸びますし、あまり気にする必要は無いのかなと。
こちらは裾部分です。
裾丈もちょっと縮んでいますね。
1.6cmくらいですかね。
これも先ほどのアシメTと同じで、乾燥機だけでこれだけ縮んだというよりは、洗濯+乾燥機でトータルでこれくらいの縮みになるって感じですね。
なので乾燥機を使わないで、洗濯だけしても数mmくらいは縮むと思っておいた方がいいですかね。
なんで洗濯だけでも縮むかというと、基本的に繊維は水に濡れると膨張して、乾く際に元に戻ろうとする性質があるんですね。
その元に戻ろうとする時に、必要以上に繊維がギュッと縮こまってしまうことで、衣類の縮みになるんですよね。
乾燥機を使用すると高温で急速に乾くので、普通に干すよりも繊維が縮む、といった感じです。
こちらはわたり巾。
足の横幅部分ですね。
ここはほとんど縮んでないですね。
だいたい7mmくらいですかね。
元々が相当なワイドシルエットなので、これはほぼ誤差みたいなものですね。
洗濯や乾燥機を抜きにしても、これくらいの差は新品状態でも最初から個体差として生じる可能性がありますので、まったく気にしなくて良いですね。
ということで、だいたい1~2cmほど縮んでいるという事を踏まえて着用画像を見ても、正直なところ見た目には違いはほぼ分からないですよね。
実際に着用している僕もほとんど気にならないです。
なんとなく、パンツのウエストがちょっときつい気もしましたけど、これは僕が太っただけなのかどうか、、、汗
アシメTはほぼ何も感じなかったんですけど、こうやって数cm縮んだということを調べてから着てみたら、うーん、なんかちょっと着丈が短くなったような気がしないでも、、、って感じでした。
まぁ最近の衣類は縮みにくいような加工がされていたり、製品後に洗いをかけてこれ以上縮まないようにしていたりと、いろいろな工夫がされているのでそんなに心配しなくても良いのかなと。
それにこういった洗濯や乾燥機による縮みは、もう一度洗濯して整形して干したり、着用を繰り返していくうちにほぼほぼ元通りのサイズ感に戻るんですよね。
なので洗濯や着用によって衣類が2cm前後伸びたり縮んだりするのは許容範囲内で、そこまで神経質にならなくても良いかなというのが個人的な見解ですね。
生地の痛みも特に感じなかったので(裏返してネットに入れて洗濯・裏返しのまま乾燥機の使用条件です)、その点もよっぽど心配は無いかと思います。
ただ、生地によっては縮みや痛みの度合いが変わってきますので、ウールやシルク、レーヨン系の生地や、特殊なデザイン・パターンの衣類は避けた方が無難ですかね。
ざっとこんなところですかね。
※ご使用の衣類、洗濯機、乾燥機などの条件により異なる場合もありますので、その点につきましては予めご了承くださいませ。
もし、この生地だとどうなるか、この条件だとどうなるか、など気になることがあればお気軽にご相談ください。
試せそうなら試してみます。
また個人的にも他の生地だとどうなるかなどやってみたいので、不定期で続編も書いていこうかなと。
長くなりましたが、少しでもお役に立てましたなら。
あ、あと、この装い・組み合わせ、お勧めなので宜しければ。
それでは、お体に気を付けて、素敵な週末を。
katari 店主 杉本
katari
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